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2014-09-08 (Mon)
今年7月に、さいたま市の樹林のある園地の池で撮影しました。

チョウトンボ ♂
チョウトンボ ♂(2)

順に、写真1、写真2。

一つ前の記事でご紹介したコシアキトンボは同じ池でも、水面が一面にオープンな部分の岸近くで活動しますが、チョウトンボの場合、ガマが密生した部分で活動していました。

やはり、♂同士で追い合いをしていて、追い払ったほうの♂が元のとまり場所に戻ることから、縄ばりを防衛していることがわかります。

コシアキトンボの場合と違って、とまって監視する時間が縄ばり内をパトロールしている時間よりも圧倒的に長いです。

♀が来れば、もちろん交尾します。

さて、チョウトンボの姿形をご覧ください。
名前の通り、蝶のように広い翅(といっても後翅が広がっているだけですが)を持っています。

写真1でわかるように、後翅の基部(根本)部分の幅(体軸に沿って前後方向で計測)が広く、全10節ある腹部の第7節にまで達しています)。

コシアキトンボでは、他の多くのトンボ科と同様、第4節いっぱいまでしか後翅の基部の幅がないことは、二つ前の記事の写真で確認可能です。

チョウトンボは、飛び方もヒラヒラとしていて、トンボ科の種の中では蝶に似ているといえます。

写真2は同じ場所にとまった別の♂を、斜め後方から撮ったものです。後翅が二等辺三角形に似ていることと、意外に翅の長さもあることがわかります。

翅の色もまたインパクトがあります。ギラギラとした光沢のある濃紺色で、透明な部分をとくに前翅で残しています。
この金属光沢は、南米に多いモルフォ蝶の翅を連想させます。

これからの観察が楽しみなトンボのひとつです。


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