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2014-09-10 (Wed)
今年の8月末に、さいたま市の樹林のある園地の池の岸上の草むらで撮影しました。

アオイトトンボ ♂

アオイトトンボという名前からブルーのイトトンボをイメージする人もいるかもしれませんが、写真からわかるように金属緑色のイトトンボです。

イトトンボ科とは別の科であるアオイトトンボ科に属し、ユーラシア大陸の北半分に広く分布する典型的な旧北区種です。

学名はLestes sponsaで、種小名のsponsaはラテン語で花嫁を意味します。

♂は成熟すると写真の個体のように胸の側面や腹部の先端付近に白粉を装いますので、それが命名者Hansemannをして花嫁の化粧を連想させたのかもしれません。

アオイトトンボ属(Lestes)の種は、♂も♀も、とまる時に翅を半開きにしたままにします。

同じ均翅亜目でもイトトンボ科やカワトンボ科をはじめ、たいていの科のトンボは翅を閉じてとまりますので、アオイトトンボ属はその点、ユニークです。

ただし、同じアオイトトンボ科でもオツネントンボ属(Sympecma)やホソミオツネントンボ属(Indolestes)の種は翅を閉じてとまります。

白粉で薄化粧したアオイトトンボが水辺に現れると、トンボ観察者は小さい秋を見つけた気分になります。


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