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2015-09-09 (Wed)
トンボの寿命は何年くらい?

トンボの成虫は終齢幼虫から脱皮してから、通常、最大2か月程度生存します。長いものでは成虫が夏眠(生殖腺発育の自己抑制)をするオオアオイトトンボとアキアカネでそれぞれ3・4か月と4・5カ月になります。さらに成虫で冬を越すオツネントンボ*では10カ月にもなります。

これらは健康で長生きした場合の最大値で、生理的寿命でとも呼ばれます。実際は、羽化後、天敵に襲われたり、寄生虫や病気に冒されて弱って生理的寿命をまっとうしないで途中で死ぬ個体のほうが圧倒的に多くいます。なお、夏眠や冬眠をしている間は死亡率が意外と低いことが知られています。

卵、幼虫を含めた一生の長さで寿命を見た場合、最長の推定値は幼虫期間の長いムカシトンボで8年というのがあります。短いものでは幼虫期間が約40日のウスバキトンボがあり、この種は海を越えるほどに移動し、一時的な水たまりなどに産卵し、その次の代もまた移動して同様に産卵し、年3世代にもなる頻繁な世代交代をします。 
 
(*2,3の種を除く日本産のトンボは卵または幼虫のかたちで冬を越します。)


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