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2014-09-12 (Fri)
今日(9月12日)、さいたま市の樹林のある園地の池の岸の草むらで撮影しました。

アオモンイトトンボ ♂

9月というのに、翅にも体表にも汚れがなく新鮮なことから、今年産み付けられた卵から育った2世代目なのでしょう。

観察していると、とまっている草の先から飛び立って小さな虫を口で捕えて、また元の草にとまって食べていました。

本種の学名(Ischnura senegalensis)は以前の記事「アジアイトトンボ」のところで紹介したとおり、その種小名はアフリカのセネガルに由来しています。

和名のうちのアオモンは、腹部第8節が全体的に青い(同属のアジアイトトンボなどでは第8節は黒色)ところからきています。

アオモンイトトンボ属( Ischnura )の特徴の一つとして、翅の縁紋(翅の前縁の先端近くにある平行四辺形の有色の部分)の色が、対角線を境に根本側が濃い色、先端側が薄い色になっていることがあります。

なぜそうなっているか不思議です。可能な仮説としては、同種異性間で種を識別するのに効果があったものが、進化によってその後別種に分かれて行っても、そのまま流用された、というのが考えられます。

同種個体間の種識別のための体表の斑紋の種間の分化というのは、トンボでは大いにありそうに思います。

種識別については、性淘汰とからめて、以前の記事「コシアキトンボ♂」で少し触れました。よろしければご覧ください。


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