09≪ 2017/10 ≫11
12345678910111213141516171819202122232425262728293031
2014-09-20 (Sat)
昨日(9月19日)、入間市の谷戸の湿地帯に作られた、小さな池の周りの柵にとまっているところを写した1枚です。

マユタテアカネ ♂

アキアカネよりも一回り小さく、♂の腹部は写真のようにスリムで真っ赤です。

尾の先の突起(正確には腹部の先端にある尾部上付属器)の形が変わっていて、つま先の尖ったブーツのように、上方に屈曲しているのが他種とのよい区別点になります(下の写真参照)。

マユタテアカネ♂腹部先端

ただし、近縁種のマイコアカネとは胸部側面の黒斑で区別する必要があります。

和名のマユタテは、顔のオデコのように見える場所(正確には前額の上方)にある2個の太い眉のような黒い模様(眉斑)に由来します。冒頭の写真を拡大してみてください。

学名はSympetrum eroticumで、種小名はギリシャ神話の恋愛の神、エロスから派生した、恋愛(性愛)の、を意味しています。

このトンボの♂のおしゃれでスマート、そしてすばしこいところが、命名者のEdmond de Sélys Longchamps(19世紀のベルギーの昆虫学者)をして、弓矢で人や神々を撃って遊んでいたエロスを連想させたのかもしれません。

アカネ属Sympetrumでは、種間雑種がときどき発見されますが、その片親がマユタテアカネであることが多いという事実を、この学名に結び付ける笑い話がありますが、 de Sélys Longchamps先生もそこまでは観察していなかったでしょう!


ブログランキング(↓):両方ともクリックで応援してください。



にほんブログ村 科学ブログ 生物学・生物科学へ
にほんブログ村


| トンボ:生態写真 | COM(0) | | TB(-) |
コメント







管理者にだけ表示を許可する