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2014-09-23 (Tue)
一つ前の記事「オオシオカラトンボ交尾」の続きです。

下の写真(1~4)は、交尾に引き続いての一連の写真の中から、ポイントとなるシーンを時系列通りに抜き出したものです。

オオシオカラトンボ 産卵・警護 ←クリックで拡大します。

稲の葉の上にとまった状態での交尾が終わると、このカップルは交尾の態勢*のまま、とまっていた場所の直下の水面にホバリングしながら降りていき、ちょっとの間、水面の少し上を飛び回りました(写真1)。

これは、花婿が花嫁にスイートホームで卵を産んでほしいとプロポーズしているものと考えられます。
この推測は、その後の行動の流れを観察することで、より確かなものになります。

産卵場所を一通り♀に内覧させると、♂は交尾を解きました(写真2)。その瞬間、♀は♂から自由になります。

♀は、♂がすぐ上方で見守る中(写真3) 、産卵場所の上空を2,3秒間ホバリングしたあと、おもむろに産卵を開始しました。♀がすぐ産卵動作に移らなかったのは、おそらくこの場所がが揺りかごとして適したものであるかどうかを、ざっとチェックしたのでしょう。

オオシオカラトンボの産卵は、このように♀が単独で(すなわち、♂と連結することなく)行いますが、その仕方は、腹の先端で一瞬水面をたたく(写真3) ことを数回繰り返すというものです。
この時、♀の腹部第9節(腹の先端から2節目)にある生殖孔から溢れ出ていた数個の卵が水中にリリースされます。

写真4は何をしているのでしょう?
♂(左)と♀(右)が顔を見合わせるようにホバリングしていますね。
これは、♀がこの♂が管理する産卵場所から出ていきそうなそぶりをしたときに、♂がそれを思いとどまらせようとしていると解釈できます。

実際に、この後、この♀は同じ産卵場所で産卵をしばらく続けました。

さて、交尾した♂はなぜこのように執拗に♀に付きまとい、同じ場所で産卵させようとするのでしょうか?

それについては次の記事で、写真も添えながら考察することにします。

【注】
*トンボの交尾態勢(交尾態)とは、♂と♀とが2カ所でつながりあってハートのような形になっている状態です。詳しくは、後日アップする記事を参照してください。


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