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2014-09-24 (Wed)
一つ前の記事「オオシオカラトンボ 産卵&警護」の続きです。

交尾直後の♂は、自分が管理する産卵場所に分離したばかりの♀を留まらせ、そこで産卵する♀を見守る、ということを前回書きました。

「見守る」という言葉を使ったのは、この♂が、その♀が卵を少ししか産まないうちに飛び去らないように、♀の斜め上方でホバリングし、顔(その大部分は大きな複眼)をしっかり♀の方に向けていることが多かったからです。

オオシオカラトンボ 産卵・警護(2) ←クリックで拡大します。

しかし、同じカップルを同じ時間帯の中で写した、上の左の写真はどうでしょう?
♂は打水産卵中の♀の斜め少し上方にいますが、♂の視界は♀を右下後方に置き去りにし、その視線の先は♀の左上方を向いています。

上の右の写真はその数秒後のものですが、なんと花婿(オオシオカラトンボ♂;フレーム上方、こちら向き)は、♀に近寄ってきた別の♂(手前、白っぽいトンボ)と睨み合っています。
このすぐ後、花婿は侵入♂を追い払ってまた♀のところに戻りました。

たまたま今回のこの写真では、相手の侵入♂は同属の別種、シオカラトンボでしたが、もちろん同種であるオオシオカラトンボ♂の侵入に対しては花婿はもっと激しく追い払ってから、産卵場所に戻ります。

なぜ、仲間(同種)の個体に対して、喧嘩や追いかけっこをしてまで、♀の産卵を守ろうとするのでしょう?

これについては、また別の記事で詳しく触れたいと思います。


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