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2014-10-01 (Wed)
前回の記事「ギンヤンマ♂」と同じ日(9月26日)に同じ池で撮影しました。

ギンヤンマの産卵 ←クリックで拡大します。

右側が♂、左側が♀です。トンボの連結(タンデムともいいます)では、必ず前方が♂、後方が♀です。

さて、均翅亜目(イトトンボ科、カワトンボ科などの仲間)では多くの種で、このように連結して産卵しますが、不均翅亜目(トンボ科、ヤンマ科などの仲間)では連結産卵は大変珍しく、アキアカネなどのアカネ属(トンボ科)やギンヤンマ属などいくつかの分類群に限られています。

オオシオカラトンボの産卵と警護」の記事で、交尾した後、♂は産卵する♀を上空で見守り、接近する他の♂の連れ去りを防止しすることを説明しましたが、ギンヤンマのように、交尾した後、分離しないで連結(タンデム)のまま♀の産卵とつきあう(連結産卵といます)のも、♂が♀の体の中に預けた自分の精子を守り、結果として自分の子どもをより多く産ませることができるという、同じ適応機能を持ちます。

では、なぜ、連結産卵、警護産卵、♀単独の産卵がある中で、どれを採用するかが、それぞれ種によって決まっている(あるいは同じ種でも状況によって選択する)のでしょうか?

これについては、もう少し多くの種の産卵をご紹介した後でお話したいと思います。

理屈はともかく、このような大型のトンボがタンデムで池の上空を飛び回り、♂が♀を産卵場所に案内しては、じっと♀の産卵を(様子をうかがいながら)待つ姿には、なぜか人間臭ささえ感じさせます。

皆さんも、近くの池に行ってギンヤンマやいろいろのトンボの産卵行動を観察してはいかがですか?


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