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2016-11-11 (Fri)

アフリカゾウを密猟から救うには国内取引をも禁止することが一番ですが、日本は先般のワシントン条約締約国会議でも禁止の決議案に反対し、国内取引を守ろうとしています。

象牙密猟を助長する、抜け道だらけの国内取引規制の実体を、EIA*がレポートしています。

以下、その紹介です。


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象牙の違法取引は誰にも知られぬように―日本によるワシントン条約不順守の20年

EIA (2016)


https://s3.amazonaws.com/environmental-investigation-agency/assets/2016/09/dirty_secrets_of_japans_illegal_ivory_trade/Japans_Dirty_Secret_Japanese.pdf

下記URLは変更前のもの。

http://eia-global.org/images/uploads/Japans_Dirty_Secret_Japanese.pdf


<以下、要約から抜粋>

アフリカの生息国が年間およそ3万頭の割合でアフリカゾウを失う中で、国際社会は生息国と共に密猟と戦い、生息国を支援している。ごく最近の包括的な空中撮影調査によって、アフリカゾウのうちサバンナゾウは2007-2014年の間に30%の個体数を失ったことが確認された。これは、CITES(ワシントン条約)によって世界に残されたゾウを保護するために行われてきた措置の成功を左右する事態である。

日本は、象牙の国内取引の効果的管理というCITESにおける公約を長きにわたって遵守しないことにより、国際的な努力を危機にさらしてきた。これは、アフリカゾウの生息国の横面を張るようなものであり、また、日本が、違法象牙をロンダリングしての国内市場への混入や密輸出を防止するための厳格な管理を整えているという理解のもと、南部アフリカ諸国からの2度にわたる象牙の輸入を許したCITESの締約国を公然と侮辱するものである。

• 日本は、その制度上、以下の事項についてCITES上の義務を遵守せずにきた。
» 登録申請された全形が保持されている象牙(以下「全形牙」という)の出所および取得経緯が、法律の定める登録要件に合致するかどうかを検証できていないこと
» 全形牙のマーキングを要求せず、また、重さ1㎏以上かつ長さ20㎝以上の分割牙の
登録およびマーキングを要求しない結果、未加工象牙(全形牙および分割牙)および象牙製品を管理できていないこと
» 明らかに効果のある」象牙製品の管理の仕組みを整えていないこと
» 象牙のインターネット取引を適切に規制していないこと
» 中国およびタイに対する違法な輸出を防止できていないこと


<上記文章ならびに添付写真は下記日本語版文書より抜粋・転載>


日本語版:

https://s3.amazonaws.com/environmental-investigation-agency/assets/2016/09/dirty_secrets_of_japans_illegal_ivory_trade/Japans_Dirty_Secret_Japanese.pdf

下記URLは変更前のもの。

http://eia-global.org/images/uploads/Japans_Dirty_Secret_Japanese.pdf


英語版
http://eia-global.org/news-media/exposed-the-dirty-secrets-of-japans-illegal-ivory-trade


*About EIA:
EIA is an international campaigning organization founded in 1989, with offices in Washington, D.C. and London, UK. We work worldwide—protecting the global climate, forests and threatened species with intelligence—for the benefit of people and wildlife.


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