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2017-06-08 (Thu)
クロスジギンヤンマ Anax nigrofasciatus Oguma, 1915 は同属のギンヤンマと並んで本州以南ではもっとも普通に見られるヤンマ科の種とされています。

私が本州に移住してデジタル一眼レフを首にかけて歩きまわるようになってから、ギンヤンマもクロスジギンヤンマも目撃する機会は多く、カメラを向けるのですが、♂たちはほとんどホバリングすることなく飛び回るものですからなかなか撮影に成功していませんでした。

そんな中で唯一見せられるレベルに撮れたギンヤンマ♂を3年前の9月にブログにアップしていますが(こちら)、これはホバリングした瞬間のものです。

私が5月末に里山の溜め池群を訪れた際も、沈水植物が豊富な比較的澄んでいる溜め池で、クロスジギンヤンマ1♂が水面上を勇壮に飛び回るのを観察することができました。

カメラを向けますが、全くホバリングしないでかなりの速度で飛び回っています。
ただし、高度は比較的安定し、岸にほび平行にほぼ一定速度で飛ぶ傾向があり、しかも目の前の同じ一帯を繰り返し通過します。

そこで、カメラのISO感度を3200と大きくとり、シャッター速度を1250分の1秒という最大速度に設定し、シャッター速度優先オートで、シャッターを押しまくりました。焦点距離はあらかじめこのあたりと狙いを定めた距離にしておき、そのあたりに近づいたときにファインダーをのぞくのではなく、自分の顔よりも低い位置にカメラを構えてレンズの先をヤンマの通る方向に向けて待ち構えました。

こうして350回シャッターを押した中からベストショットを選びだしたのが下の3枚の写真です。
いずれも多少のトリミングを加えています。

クロスジギンヤンマ♂(1)
クロスジギンヤンマ Anax nigrofasciatus Oguma ♂(1)(写真はクリックで拡大)

 クロスジギンヤンマ♂(2)
クロスジギンヤンマ ♂ (2)

クロスジギンヤンマ♂(3)
クロスジギンヤンマ ♂(3)

このヤンマが観察された場所の写真を下に再掲しておきます。

沈水植物のある溜め池(2017年5月末)(1)
沈水植物の繁茂する浅い池(上流側を望む)

沈水植物のある溜め池(2017年5月末)(2)
同上の池(堤体部)。この水面上でクロスジギンヤンマ♂が観察された。

観察中、他の♂と追い合いをしてすぐにこの池に1♂が戻り同じように水面上のパトロールを続けたシーンが2,3回観察されましたので、おそらくナワバリとしてこの池のこの部分(堤体沿い、池の面積の数分の1程度)を防衛していたのでしょう。

さてさて、今回、なんとか人に見せられるような写真が撮れたのも、フェイスブック仲間のうちのトンボ写真のプロ・セミプロの皆さんによる、作品や撮り方の工夫談義から少しずつ学ばせていただいた成果かと思います。

まだまだ下手の横好きのレベルですが、少しずつでも進歩していければと思っています。

そうそう、観察を深めることも忘れずにいきたいです。


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